Cursor の Tab とは?
Cursor には「Tab」という専用の補完エンジンがあります。エディタで Tab キーを押すと「ここをこう書き足すと良いですよ」という候補が出てきます。気に入ったら Tab キーをもう一度押して採用、合わないと思ったら Esc キーで却下──この繰り返しで AI があなたのコーディングのクセを学び、どんどん提案が的確になります。
どうやって「賢くなる」の?
- 採用 / Tab キー
候補を受け入れると「こういう書き方が好みなんだな」と学習。 - 却下 / Esc キー
不要の場合、AI は「このパターンは好みじゃなかったんだ」と学習。 - 繰り返し
使うほどあなた専用に最適化。チームで共有する場合も、プロジェクトのコードスタイルにどんどん合わせてくれるようになります。
使用例
コード補完
下記コード内の矢印の部分に半角スペースを入力したとします。

すると補完するコードの提案が半透明で表示されます。
この提案を採用する場合は Tab キー、却下する場合は Esc キーを押します。

Tab キーを押すと、提案されていたコードが入力され、補完完了となります。

コード修正
「!=」と「=」の間に半角数値「1」を入力し、わざとコード文法的な誤りを作ります。

すると当該コード修正の提案がポップアップ表示されます。
この提案を採用する場合は Tab キー、却下する場合は Esc キーを押します。

まとめ
「Tab」は「コードを書くのを手伝うだけ」でなく、あなたのスタイルを学習して一緒に成長する相棒です。複数行の修正や import の自動追加、ファイルをまたぐ一括編集までこなしてくれるので、日々の開発がグッと効率化します。まずは「Tab」をどんどん試して、Tab キーで採用/ Esc キーで却下を繰り返し、賢いオートコンプリートを育ててみましょう。