Cursor の Tab 提案機能とは? 初心者でも分かる使い方とメリットを徹底解説【2025年最新版】

cursor tab アイキャッチ Cursor

Cursor の Tab とは?

Cursor には「Tab」という専用の補完エンジンがあります。エディタで Tab キーを押すと「ここをこう書き足すと良いですよ」という候補が出てきます。気に入ったら Tab キーをもう一度押して採用、合わないと思ったら Esc キーで却下──この繰り返しで AI があなたのコーディングのクセを学び、どんどん提案が的確になります。

どうやって「賢くなる」の?

  1. 採用 / Tab キー
    候補を受け入れると「こういう書き方が好みなんだな」と学習。
  2. 却下 / Esc キー
    不要の場合、AI は「このパターンは好みじゃなかったんだ」と学習。
  3. 繰り返し
    使うほどあなた専用に最適化。チームで共有する場合も、プロジェクトのコードスタイルにどんどん合わせてくれるようになります。

使用例

コード補完

下記コード内の矢印の部分に半角スペースを入力したとします。

すると補完するコードの提案が半透明で表示されます。
この提案を採用する場合は Tab キー、却下する場合は Esc キーを押します。

Tab キーを押すと、提案されていたコードが入力され、補完完了となります。

コード修正

「!=」と「=」の間に半角数値「1」を入力し、わざとコード文法的な誤りを作ります。

すると当該コード修正の提案がポップアップ表示されます。
この提案を採用する場合は Tab キー、却下する場合は Esc キーを押します。

まとめ

「Tab」は「コードを書くのを手伝うだけ」でなく、あなたのスタイルを学習して一緒に成長する相棒です。複数行の修正や import の自動追加、ファイルをまたぐ一括編集までこなしてくれるので、日々の開発がグッと効率化します。まずは「Tab」をどんどん試して、Tab キーで採用/ Esc キーで却下を繰り返し、賢いオートコンプリートを育ててみましょう。